農業を営んでおられる知人から、自分で食べる分と市場に出す分で農薬や化学肥料を使い分けている農家があると聞いたことがります。一般市場向けは、外見を綺麗に作るため除草剤や防虫剤を使い、効率よく大量生産をするため化学肥料を使って育てる。一方、自分で食べる分は、自分や家族の健康をこと考えて農薬や化学肥料を可能な限り使わずに育てているというのです。
それはあんまりだなというのがこの話を聞いた率直な感想ですが、この話の農家の方は、自ら進んでそうなったのではなく小売店や消費者の要求に応えるうちにそんなことをするようになってしまったのだということを察することができます。
バブル経済の崩壊以後、日本が文化的にもともと持っていた食を通じて心身を健全に保つことの意識を持つ人が再び増えているような気がしています。私たちもそのうち何人かかもしれません。
私たちは、この「自家製ギョーザ専門店 さん福餃子」を始めるにあたり、 まず、食を大切にする意識をしっかりと持続させて自分達や親類、友人も安心して食べられるものを作り、それをお客様に召し上がっていただくこと。そして、それを永年変えないことを心に決めました。
私どものギョーザは、餡(具材)、皮ともに当然自家製です。日持ちを良くしたり、作る効率を良くするためや簡単に旨味らしき味がつくような原料を安易に使用しません。
食材や調味料についても、海老や青えんどう豆など国産品が入手困難な材料や季節、また気象状況により県内や近県で手配できない場合、ラー油作り用の唐辛子や八角など国産ではいい味が出せない場合を除き、 可能な限り県内や近県で入手可能な材料で作るように地産地消を試みます。
